ノビルってどんな植物?

ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の多年草です。
畑のあぜ道などに生えている雑草として知られています。
田舎に住む人なら、子供の頃に食べた記憶があるかもしてません。
春に食べるイメージが強いですが、一年中食べる事は出来るそうです。
ノビルを採取するときの注意点

ノビルに似ている毒草にタマスダレという植物があります。
花の綺麗な植物の為、観賞用としてホームセンターなどでも販売されていることがあります。
よく見ると葉も違うので、慣れれば間違える事はないと思いますが、確実な方法としては鱗茎の色判断します。
ノビルの鱗茎は白ですが、タマスダレの鱗茎は茶褐色なんですね。
茶色の鱗茎のものは、間違っても食べてはいけませんよ。
こう書くと知らない人は怖がってしまうかもしれませんが、自分はノビルと間違えてタマスダレに出会ったことはありませんよ~
ノビルはこうやって食べよう
酒のつまみに最高! 生でそのまま食べられる

エシャロットやシマラッキョウと同じ感覚で、生で食べる事ができます。
鱗茎の大きさが小さいので食べ応えはないですが、十分な辛さがあるのでお酒のお供にも適しています。
ちなみに自分は味噌をつけて食べるのが好きで、基本的にはこの食べ方で食べていますね。
他には、漬物や醤油漬けなどに利用している人もいるようですよ。
加熱して味噌汁などでも利用できる
長ネギに似ているので、みそ汁に入れても食べる事が出来ます。
また、湯通しして酢味噌和え(ぬたと呼ばれます)にしてもおいしく食べる事が出来ますよ。
葉の部分も食べることはできるのですが、少し硬いかもしれません。。。
他にはてんぷらや炒め物にもできるようです。
自分は天ぷらにしたことがありますが、やっぱり生で食べるのが一番かな~
葉の部分も、ネギやニラの代わりに利用できる

通常は、白い鱗茎の部分を食べますが、葉の部分も食用に出来ます。
ただしちょっと硬さがあるので、食べにくさはありますのですが、ネギやニラと同じように使うことができるんです。
餃子にして食べる人もいるらしいですが、さすがに自分はそこまでやったことはありませんよ(ニラは栽培しているのでそちらを使います)。
栽培できるの?雑草なので、あまり栽培記録はないみたい
日当たりの良い土地に生えていることが多い植物ですが、意外とどこにでも生えているので強い植物ではないかと思います。
しかし、あまりにも普通に生えている植物なので、あえて育てたりしている人はいないようです。
じゃぁ、半日陰でも育つのではないかと勝手に判断し、育ててみることにしました。

栽培は非常に簡単で、ほぼ手入れを何もしないでも枯れることはないのですが、成長が非常に遅いです。
約2年経ってもご覧の通りです。

庭の片隅で勝手に生える(育つ)のを待つか、近所の畑のあぜ道などで採るのが良いみたいですね~

基本は雑草だから、食用としての収穫量はあまり期待できないかもね。
でも、この後どう育つのか更に観察してみるよ!
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