5月に入り、かなり気温が暑い日が増えてきました。
庭の雑草もいよいよ勢いを増しています。。。
緑肥として放置していたカラスノエンドウも殆どが実を付けて役目を果たす時期になりました。
ここからの時期は、緑肥としてシロツメクサを利用するのも方法の一つです。
今回は、緑肥での利用を含め、シロツメクサの利用方法について紹介していきます。
大人になると雑草の一つにしか見えないけど、しっかり利用する方法があるよ。
この記事を読んだら、道端の雑草でもちょっと見方が変わると思うよ!
シロツメクサとは
シロツメクサはマメ科マメ亜科ジャジクソウ属に属する植物です。一般的にはクローバーと呼ばれますが、クローバーという名称はジャクソウ属を指す言葉みたいです。
漢字表記は「白詰草」で、1846年 (弘化3年)にオランダから献上されたガラス製品の包装に緩衝材として詰められていたことに由来するそうです。
シロツメクサの利用法を紹介
カラスノエンドウに劣るが緑肥として利用できる
シロツメクサもマメ科の植物の為、根粒菌と共生して窒素固定と呼ばれる機能を持ちます。
この特徴から、やせた土地でも元気に育つ事が出来るたくましい植物です。
しかしながら、緑肥としての性能はカラスノエンドウやレンゲに比べると劣ると言います。
その理由としては、土を固くしてしまう性質があるからです。
しかしながら、他の雑草が生えているよりは良いので、緑肥としての利用価値はあるでしょう。
▼▼▼ カラスノエンドウの根粒菌の話はこちら ▼▼▼
他の雑草が増えるを防止してくれる
シロツメクサは、非常に強い植物で群生していきます。また、前述のように土を固くする特徴があるので、他の植物を排除する効果があります。
結局シロツメクサが生えているので、何も雑草が無い状態にはなりませんが、上手に使えば背の低いシロツメクサが敷き詰められた場所になるので綺麗に見えます。
そのまま食材として利用できる
あまりシロツメクサ(クローバー)を食べたという話は聞きませんが、食べる事は可能です。
見た目はマメ科だと思えませんが、天ぷらにして食べるとほのかにマメの香りがします。
好みの問題はありますが、私は結構おいしく食べられます(子供も美味しいと言ってました)。
一般的には、葉を茹でたり揚げたりして食べるようですが、花も漢方薬として利用されているようです。
筆者は、葉の部分は食用にしてみましたが、花は利用した事がありません。
ペットの食料として
自分で食べる事が抵抗ある方は、ペットの食料にしてみたらいかがでしょうか。
特にウサギやハムスターを飼っている方はシロツメクサを与えてみると喜ぶと思います。
私自身は、ハムスターに与えたことはありませんが、ウサギは食べる事が確認できています。
四つ葉のクローバーで幸せ探し
四つ葉のクローバーは幸せを運んでくると多くの方が知っていますよね。
実際に幸せになれるのかはわかりませんが、四つ葉のクローバーを探すのは意外と楽しいです。
そして、見つけた時にはやっぱり「嬉しい」です。
お子さんと一緒に四つ葉のクローバーを探すのも良い思い出作りになると思います。
花冠を作って遊べる
昔は女の子はほとんどの子が経験した花冠作りですが、最近ではなかなか出来るところも少ないようです。
一つの花冠を作るのに、多くの花を使うので大量に花が咲いていないとできません。
広い公園などでシロツメクサが沢山生えているような場所があったら一緒に作ってみても楽しいと思います。
実は、自分は子供の頃花冠を作った記憶はないんだよ。
最後の処理の仕方が不器用でうまくいかなかったから、あんな形になっちゃったよ~
シロツメクサの利用法 まとめ
今回は、シロツメクサの利用法について紹介しました。
通常なら何も利用方法の無い雑草だと思いますが、結構役に立つ植物なのがわかってもらえたのではないでしょうか。
実際に自分でも葉を食べてみて、美味しいと感じたのはビックリしました。
道端に生えているものは、衛生上もちょっと心配ですからあまり食べる事がオススメできませんが、ちょっと田舎に行けばどこにでも生えているものです。
機会があれば是非試してみて頂ければ嬉しいです!
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