ミニトマトの脇芽を挿し木して増やそう

育て方
hiropin
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トマトって元々高山植物で強い植物なんだって。

生命力が強い植物だから、挿し木(挿し芽)でも簡単に増やせるんだって。

面白そうだから、自分もやってみたよ!

脇芽を挿し木するメリット

  • 本株と同等の品質の株が増やせる(収穫量が増える)
  • 本株が枯れたりするトラブルに対応できる
  • 脇芽を有効利用できる
  • 何故か得した気がする

実際にミニトマトの挿し木をやってみたよ

トマトは脇芽を掻いて取って育てます。これは脇芽に割り当てる栄養分を無くして、付いている実に栄養を集中させる方法で、一般的に行われています。

掻かれた脇芽は通常は捨てられてしまいますが、ある程度大きいものがあれば挿し木に利用できます

本来は早めに掻き取られているものですが、たまには大きくなるまで気づかない場合もありますよね。このような脇芽をまずは水に浸けておきます。

ミニトマトの脇芽を水に浸けた写真
脇芽を水に浸けているところ

大きくなってしまった脇芽を水に浸けておきます。水は毎日交換する必要はありませんが、腐らない程度に交換する必要があります。

1週間くらいで根が生えてきます

ミニトマトの脇芽から根が出てきたところ
脇芽から生えてきた根

根が生える前に土に植えても大丈夫みたいですが、自分の経験としては少し根が生えてからの方が成功率が高い気がします

少し根が生えたら、土に植え替えていきます。

出来れば栄養が少ないような土が適しているようなので、「挿し木用の土」が良いみたいです。ただし、根が生えてきているとそのまま畑に植えても根が付く可能性が高いです。

そんなに気にしないで植えて大丈夫だと思います。

根が出た脇芽を土に挿した写真
鉢植えにしてみました

無事、土に根を下ろしましたね。

2週間くらいでここまでたどり着けると思います。本株の方は収穫が始まるくらいになりますから、1カ月くらい時期がずれ込んでしまいます。

出来るだけ早めに本株を購入するなどしないと収穫期が短くなるので注意しましょう。

また、この頃には定植する場所の土作りも忘れずにしておきましょう。

定植すれば通常の株と同じように収穫できる

初めから定植する場所に植えてしまう方法もありますが、失敗した事も考えて一度鉢やポットなどに植えてから定植すると成功率が上がります

ただ、そもそも脇芽ですから、失敗を気にせずにいきなり定植するのも正しい選択だと思います。

自分の場合は一度鉢植えしたので、それを定植位置へ植えてやりました。

脇芽から増やした株を定植したところ
定植したミニトマトの脇芽

ちなみに自分は実家で貰った脇芽も増やしてみました。自分が作っている品種と違うので面白そうです。

なお、しっかりとコンパニオンプランツのバジルも間に植えてみました。

脇芽から増やしたミニトマトの花が咲いたところ

脇芽から育ててもしっかりと実を付けたようですよ。ここまで、脇芽を摘んでから1.5ヵ月かかりました

今年(2020年)は異常に梅雨が長かったことも関係しているかもしれませんが、思ったよりも時間がかかることです。

収穫を重視する方は初めから苗を買った方が良いと思いますよ~

脇芽から育てた株でも実の味は変わらないのか?

(検証失敗したので、再度検証して報告します。)

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