家庭菜園のサツマイモでも家庭で甘くて美味しい焼き芋を作るコツ

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サツマイモが甘くなる理由

もともと甘みがあるサツマイモとは言え、石焼き芋のように甘いわけではありません。また、同じ芋でも電子レンジで加工すると甘みが足りない気がしませんか

▼ ツイッターでもこんな呟きが… ▼

実は、これにもちゃんと理由があるのです。

焼き芋や蒸かし芋が甘く感じるのは、含まれるグルコースやフルクトースという糖の成分が関係しています。これらの成分が多いほど、あま~い焼き芋になるんですって。

でも、これらの成分はサツマイモにもともと含まれているわけではないのです。サツマイモが加熱されることによって、サツマイモの中のでんぷんが分解されていきます。分解が進んでいくと、グルコースなどの糖の成分になっていくのです

この分解の速度が非常に遅いので、急に加熱してもサツマイモは甘くなっていきません。加熱されてイモがやわらかくなっても、でんぷんが糖の成分にまで分解されていないのですね。

つまり、ゆ~~~くりと焼き芋にしていくことがポイントなんですね。

では、実際にどうやって作ったら良いのか見ていきましょう♪

甘くて美味しい焼き芋の作り方例

家庭用のグリルで石焼き芋を作る場合

実は、時間をかければ家でも石焼き芋を作る事ができます。

準備をするのは、『小石』のみです。

やり方も、簡単です。ご家庭のグリル(魚焼き器)にアルミホイルを敷き、その上に小石を敷き詰めます。この状態でグリルに火をつけ、小石を温めます。小石が暖まったら、サツマイモを入れ弱火~中火にして約20分焼いていきます。20分後に火が通っているのを確認して完成です。時間が有る時は火を止めてから暫く置いておくと更に甘くなります。なお、皮が焦げるのが苦手な方はアルミホイルにサツマイモを巻いておくと焦げにくくなります。

サツマイモが大きすぎてグリルに入らない時は、鍋で作っても良いと思います。

下のように鍋に小石を詰めて作る方法もあるみたいですよ。

焚火で焼き芋を作る場合

外で焚火が出来る場合しかできませんが、昔ながらの方法で焼き芋を作れば甘くて美味しい焼き芋ができます。

バーベキューコンロに炭を入れてイモを並べている写真

焚火は火が燃え盛っている時にイモを入れてはいけません。火が小さくなった頃に灰の中にイモを入れておきます。

早ければ20分程度で出来上がりますが、1時間程度ゆっくりと作っていくと美味しい焼き芋に仕上がります。

▼ この方は失敗してしまったみたいですね💦 ▼

電子レンジで焼き芋風にして作る場合

冒頭にも紹介したように、電子レンジで美味しい焼き芋(蒸かし芋)を作るのは難しいです。どうしても、石焼き芋のようにはなりませんが、やはり手軽に楽しめるのは魅力です。少しでも甘くなるように工夫してみましょう。

まず、洗ったサツマイモを濡れたキッチンペーパーで包み、その上からラップ又は新聞紙で包みます。この状態で600Wくらいの出力で1分30秒程度暖めます。その後、200Wの出力で20分程度加熱していけば完成ですよ。

▼ 頻繁に作るなら専用の焼き芋機もオススメ ▼

まとめ

サツマイモを美味しい焼き芋にするには、じっくりと加熱する事がコツです。このことが分かっていれば、電子レンジで加熱してからオーブンで焼くなど自分の環境にあった調理方法が選択できると思います。

これからの季節はサツマイモが収穫出来る時期ですから、是非美味しい焼き芋を楽しんで下さいね!

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