作るなら6月! ドクダミ酒 効能も紹介

野草利用

これからの季節は、雑草を刈っても刈っても生えてくる季節になります。

草刈りをしたことがある方はご存じでしょうが、まず間違いなくドクダミの独特の臭いがしてきます。

ドクダミはどこにでも生えている雑草ですが、実は十薬と呼ばれるほど昔から薬として親しまれている植物なのです。

非常に強い植物なので、日陰でも好んで生えてきます。

せっかくですから、この植物もしっかり利用しましょう♪

今回は、その利用方法の一つである「ドクダミ酒」について紹介していきたいと思います!

ドクダミの採取について

道端などで良く見かける『ドクダミ』です。

葉の形がハートの形をしています。葉や茎をちぎると独特の香りを放ちます。

花は写真のように小さな白い花です。

この花の咲く時期(6月頃)が最もドクダミの薬用成分が高まる時期と言われています。

つまり、薬として利用するにもこの時期が最適となります。

非常に生命力が強い植物で、簡単には根絶する事ができません。

通常は、庭や畑の邪魔者扱いされる植物ですので他人の土地で採取しても怒られることはないです(でも、一応了解を得て採取しましょう)。

道端に自生している物を採取しても良いですが、清潔な物を採取しましょう。

採取する際には、ドクダミの独特の臭いがします。

この臭いに耐えることだけが、ドクダミ酒作成で一番難しいポイントになります。

ドクダミが採取出来たらドクダミ酒を作ってみよう

準備するもの

お酒 : ホワイトリカー、焼酎、ウォッカ など
     (アルコール度が高い物推奨

瓶  : 蓋ができ、清潔なもの

作り方(手順)

  1. 採取したドクダミを良く洗う
  2. 洗ったドクダミの水分を軽く拭き取っておく
  3. 用意した瓶にドクダミを入れる(8分目くらい)
  4. 用意した酒を瓶に入れる
  5. 冷暗所で2週間程度寝かせる
  6. アルコール度が低い場合は、ドクダミを取り出しておく
hiropin
hiropin

簡単に言えば、洗ってお酒に漬けるだけ!

めちゃめちゃ簡単だから是非チャレンジしてみてね

ここでは、生のドクダミの葉を利用していますが、乾燥したものを使う方法もあるようです。

乾燥したものを利用すれば、独特の臭いはしないのですが、やっぱり効能は落ちるようです。

少し我慢して、生の葉を使うことをオススメします。

▼ ドクダミ茶としても利用できるよ ▼

ドクダミ酒の利用法と効能

血液サラサラ?薬用酒としての利用

筆者は少量しか作らなかったので、味見程度しかしていません。

ドクダミの臭いは殆どしませんが、微妙にドクダミの味がする気がしました。

効能としては、鼻づまり・血液サラサラ効果があるようですね。

水虫にも効く?塗り薬としての利用

上記のように、少量しか作りませんでしたが塗り薬としてはかなり使えています。

ニキビに付けたところ、かなり症状の改善が見られました。

なお、その他の効能としては、虫刺され、水虫などに効くようです。

アトピー性皮膚炎にも効く?入浴剤としての利用

筆者は入浴剤としては使っていません。

よって、効能についても実体験ではありませんが、アトピー性皮膚炎や水虫に効果があるようです。

入浴剤として利用したい場合は、かなりの量を作成しないと足りないと思います。

有効期限はどれくらい?

アルコール度が高い(35度以上)の場合は、約1年は問題なく使用できます。

低い場合は有効期限は短いので、早めに使い切るようにしましょう。

アルコール度が低くても冷蔵庫に入れておけば、1ヵ月は大丈夫でしたよ(体験談)。

小ネタ

  • 葉はもちろん根も食べる事が可能です
  • 外で虫に刺されたら、生の葉を揉んで塗れば応急処置できます

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