
みんな、お菓子などに入っている乾燥剤を捨ててない?
それ、プランター程度なら十分に肥料として使えるかも!
お菓子などに入っている乾燥剤 捨ててませんか?
せんべいなどのお菓子や海苔などの包装袋に一緒に入っている小さな袋がありますよね。
袋の中の水分を吸収している乾燥剤なのは多くの人が知っていると思います。
でも、お菓子を食べ終わったら、お役御免で包装袋と一緒に捨てられてしまいますよね。。。
実はそれ、家庭菜園では使えるかもしれませんよ!
今回は、その乾燥剤の種類と肥料としての利用について紹介しますよ~
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乾燥材の種類と肥料の適正
シリカゲル ➡ 土壌改質剤として使える

お菓子などに入っている乾燥剤で最も多い種類のものです。
シリカという物質は毒性が非常に低いため土壌に混ぜても安全です。
しかし、青い(又はピンク)シリカゲルはコバルトという有害成分を含んでいるので使わない方が良いと思います。
なお、稲作ではシリカを肥料として使うのは一般的のようです。
土に混ぜた場合にも土壌を改質する効果が期待できます。
ちなみに、このシリカゲルは水分を吸って乾燥剤として使えなくなってしまった場合に、再度加熱すれば再生することもできます。
生石灰 ➡ pH調整剤・殺菌材として使える

生石灰は、酸化カルシウムという物質です。
少し前までは、校庭に白線を書くために使うラインパウダーとして使われていました。
実際に農業に使われている成分で、土壌のpHを調整する機能や土壌の殺菌をする機能があります。
乾燥剤として使われる量は微量ですが、プランター程度には使えると思います。
生石灰は水分を吸ってしまうと、消石灰(水酸化カルシウム)に変化してしまいます。
加熱すれば生石灰に戻りますが、高温が必要なのでオススメしません。
なお、消石灰でも肥料として利用できるので、乾燥剤として使えないものでも大丈夫です。
塩化カルシウム ➡ 肥料としての適性は低い
塩化カルシウムは融雪剤などに使われている物質です。
あまり、食品に乾燥剤として入っていることあまりないようですが、押し入れ用の除湿剤につかわれていることが多いです。
広く使われている成分で、健康への影響は小さいので安心してください。
しかし、植物にとってはあまり良い影響はないようですね。
このタイプの乾燥剤だった場合には、肥料として利用するのは避けましょう。
その他の乾燥剤 ➡ 成分がわからないのは止めておこう

他にも乾燥剤として利用されているものがあります。
使用されている材料がわからない場合は残念ですが捨てるようにしましょう。
(写真の乾燥剤はクレイ系の乾燥剤らしいです。基本的には安全な素材みたいですが、わからないので捨てています。)
実際に使ってみたよ


筆者は、家庭菜園で使っているプランターに生石灰を与えてみました。
実は効果のほどはわかりませんが、通常はごく少量撒くだけで問題なさそうです。
病気が害虫で悩ませられている場合には多めに撒くなどすればいいんじゃないでしょうか。

自分は趣味で家庭菜園をしている程度なんで、乾燥剤でも十分に使えるよ。
プランターなら乾燥剤だけでも結構大丈夫だよ。
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