フダンソウは漢字で書くと「不断草」と書くほどいつでも栽培できる野菜なんだって。
真夏は葉物が少ないから、この時期に栽培できる野菜は嬉しいよね。
フダンソウの種はダイソーで売ってました
今回、自分が入手したのは写真の商品です。フダンソウにもいろいろ品種があるようで、カラフルな色の野菜が出来るカラフルフダンソウです。
種の内容量が違いますが、サカタのタネの製品だとホームセンターで500円くらいします。
家庭菜園レベルだと種が余ってしまうくらいですから、量が少なくても100円で手に入るのは本当にありがたいです。
ちなみに内容量は裏側に記載されていました。
2.2mlらしいです。わかりませんよね。。。
やっぱり、中身を見てみないとわからないですよね。
中はこんな感じです。
おっ!結構わかり易くなりましたかね?
ちなみに数を数えると、43個でしたよ。これが一番わかりやすいかもしれませんね。
フダンソウの栽培で注意するところ
- 酸性土に非常に弱い
- 発芽率が低め
- 多湿に弱い
実は初めて育成するので、ネットの情報の受け売りです💦
でも、実際にどのようにしたのか紹介しますね。
酸性土に非常に弱い ⇒ 苦土石灰を撒いておく
フダンソウはホウレンソウに近い仲間のようで、酸性の土壌に弱いらしいです。確かにホウレンソウは土が合わないと簡単に溶けてしまいますから、きっと同じようになるんでしょう。
そこで、家庭菜園の強い味方「苦土石灰」がここでも活躍します。
種まきの3日以上前に苦土石灰を多めに撒いておきます。ちなみに目安は1m2あたり100~200g程度らしいですよ。
発芽率が低め ⇒ 種を一晩水に浸けておく
フダンソウは発芽率が低いタイプの野菜です。
上の写真にも書いてありましたが、ダイソーの種の場合は75%となっていました。
発芽しにくい種の場合には、種を一晩水に浸けたりして発芽を促してあげる方法があります。今回は、その方法を試してみました。
なお、水に浸けると青い色が出てきました。どうやら、種子消毒処理されている種子みたいですね。
多湿に弱い ⇒ 水遣りを少なめにする
フダンソウは多湿にも弱いみたいです。畑の場合には畝を高くしたりすることで対応できますが、自分の家庭菜園ではこの対応は難しいです。
これについては、水遣りの回数を減らすくらいしか対応策がありませんね。
種まき~発芽まで
一晩水に浸けておいた種を筆者の「ひかげ菜園」でも日当たりの良い部分に種まきしてみました。
発芽率の低い植物とのことで、ちょっと心配していましたが無事発芽しましたよ。
ご覧のように、1か所から3つの芽が出てきています。
フダンソウは1粒の種に見えますが、実は3つの種が集まっているそうです。その為、全てが発芽するとこのような状態になります。
既に茎の部分が赤っぽく見えます。今のところ全て赤のように見えるのですがこれから変わってくるのでしょうか?
なお、8月に蒔いた場合は発芽まで3日でしたよ。
- 種購入 8/5
- 種まき 8/6
- 発芽 8/9
毎日最高気温が30℃を越える環境でこのように元気なのは凄い植物だね。
ここからの成長が楽しみだな~
その後どうなったのか
9月下旬の状況
本葉が大きくなってきました。
9月でも害虫による食害が結構出ていますね。
弱い株はこの時点で枯れちゃうかもしれません。実際2株ほどやられました。。。💦
10月下旬の状況
10月になるとかなりしっかりしてきます。
このまま大きくなれば~と思いますが、寒くなるのでこのままほとんど成長しません。
翌年 4月の状態
寒さにも強いようで、霜対策をしないでも冬を越せました。
暖かくなると一気に成長が始まり、4月にはご覧の大きさへ成長しました。
収穫もできましたが、我が家ではあまり好まれる味ではなかったのが残念です。
翌年 5月の状態
この時期には花が咲いて実ができてきます。
まだ葉を収穫できますが、筋っぽくなってきますね。
この後は背が高くなり6~7月くらいに枯れてきましたよ。
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