今でこそ殆ど培養土を購入しないで良くなったけど、昔は良く購入してたよ。
毎回新しい培養土を使うと成功率は上がるけど費用がね。。。
今回は、簡単に再利用できる方法を紹介するよ。
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培養土を1~2回使うと成績悪くなりませんか?
培養土は、自然界の土とはちょっと違います。
人工的に野菜や花に適した比率で有機物や無機物の栄養素が配合されています。
その為、購入してすぐには非常によく植物が育ちます。
しかし、植物が栄養素を使ってしまいますから、どんどん栄養素は減っていきます。
ですから、育てる回数が増えていくとうまく作物が育たなくなってくるのです。
この傾向は、路地植えよりもプランターの方が顕著になります。
路地植えでは、ミミズなどの生物が土の中で活動していますが、プランターの場合は活動する生物が限られます。
その為、栄養素の供給がほとんど無いのです。
では、プランターの培養土は再利用(再生)できないのか
野菜や花を育てる度に培養土を新しいものに交換すれば、早いサイクルで失敗回数も少なく植物を育てる事が可能です。
しかし、培養土は手ごろな値段とはいえ、毎回交換となるとそれなりに費用がかかります。
当然、家庭菜園の魅力の一つである節約の効果は低下してしまいます。
一度又は数回使用した培養土は復活できないのでしょうか?
実は、完全に復活させることは難しいです。
でも、あきらめる事はありません。
連作(同じ作物を作ること)をしなければ、簡単な方法で2~3回は再利用できます。
今回は、簡単に再利用する方法を紹介していきます。
一度使用した培養土を復活させる方法
残った根などを出来るだけ取り除く
前に作った植物の枯れた根などを出来るだけ取り除きます。
本格的にやるのであれば、ふるいにかけて古い根などを取り除く方が望ましいです。
古い根に棲みついた細菌が次の作物に悪い影響を与えてしまうようなので、出来るだけ取り除きましょう。
しかしながら、小規模の家庭菜園でふるいを準備するのは負担が大きいですから、手で取れるだけでも構いません。
ちなみに自分は、そんなに神経質に取る必要はないんじゃないかと思っています。
経験上ですが大きく固まった根を取り除けば大丈夫ですよ。
苦土石灰・化成肥料などを追加して良く混ぜる
古い根が取り除けたら、不足した栄養素を足してあげましょう。
次に育てる植物によりますが、苦土石灰と化成肥料を追加しておけば大抵は大丈夫です。
更に、前回使い切らなかった培養土があればそれを注ぎ足しておくと更に良いです。
追加したら、培養土と肥料を良く混ぜてあげましょう。
自分は化学肥料を入れない方が美味しい野菜がつくれると思ってるんだけど、プランターの場合は使わないと難しいね。
どうしても根を張る容積が小さいから化学肥料の力を借りよう!
1週間程度熟成させてあげると更に良い
苦土石灰と化成肥料ですから、肥料を入れてからすぐに次の植物を植えてもそれほど失敗のリスクはありません。
しかし、やっぱり土に馴染む時間をあげた方がベターです。
単純に放置しているだけですが、肥料が周りに浸透して効果を発揮していくことと、古い根についている悪い菌の活動が低下していくのを待つ効果があります。
これだけで、培養土は再利用ができます。
ただし、何度も言いますがこの方法では復活できるのは2~3回です(経験上)。
ちなみに、もっと簡単に再生する方法もありますよ!
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培養土も土なので本来は無限に使いまわせる
今回紹介した方法では、非常に簡単に再利用が出来る反面数回しか復活できません(再生材を使った場合は除外)。
理由は、化成肥料しか足していないからです。
水耕栽培は別として、植物は化成肥料だけではうまく育ちません。
有機肥料を施してそれを分解する細菌などに助けられて成長します。
路地植えであれば、ミミズなどもこのサイクルに入ってきます。
しかしプランターではこのサイクルをうまく回し切れないのです。
その為、有機肥料を入れて長期間土を休ませたり、ビニール袋などに移して温めることで細菌の活動を促進したりすれば殆ど新品の培養土と同様に復活させることができます。
保管場所が限られるベランダ菜園では数回使って交換が適当
マンションなどのベランダでは土を保管するスペースも限られてしまいます。
無限に再利用できると言っても、寝かせる土の保管場所や腐葉土などの保管場所などが確保できないこともあるでしょう。
その場合には、数回再利用した培養土は廃棄して新しい培養土に替える方が良いでしょう。
この方法なら、費用を抑えて植物の育成が上手にできますよ!
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