(この記事は関東地方「温暖地」を基準にしています)

7月に入ると夏野菜も収穫の最盛期になるよね。
家庭菜園をやってみようと考えていたけど今年も出来なかったな~と考えていないかな?
実は7月でもまだ間に合う野菜ってあるんだよ!チャンスを逃したなと考えている人は是非試してみてね。
※7月は既に秋・冬野菜の準備をする時期です。収穫を急いでいない方は秋・冬野菜を選択する事もお考え下さい。
半日陰(ベランダ)でも7月に蒔ける野菜
小松菜

- 蒔き時 周年
- 収穫期 周年
- アブラナ科
家庭菜園でも人気の高いコマツナは、種類によってはいつでも撒くことが出来ます。
しかし、害虫が付きやすいので比較的低温期の方が作り易いみたいです。夏季には20日ほどで収穫できることから、7月に蒔いても夏野菜としてまだまだ間に合います。
農薬を使わないのであれば、防虫ネットをすると良いと思います。
エンツァイ(空心菜)

- 蒔き時 5~7月
- 収穫期 6~11月
- ヒルガオ科
中国野菜として有名なエンツァイ(空心菜)も7月に蒔くことができます。
本来は日当たりが良くて水が多いところを好むようなので、出来るだけ日当たりの良さそうなところを選ぶと良さそうです。
そのそも湿地帯などで育つ植物の為、水耕栽培にも適しています。
ミズナ

- 蒔き時 3~9月
- 収穫期 5~11月
- アブラナ科
ミズナも長い期間撒くことが出来る野菜の一つです。最近ではサラダに適した品種も多く出回っているので、夏場に育てても十分に利用できます。
日照が少なくても育ちますが、サラダとして利用するには多量に必要なのでプランターで作るのにはあまり向かないかもしれません(育成は可能です)。
自分は結構鳥に食べられてしまうと感じていますので、防虫ネット等で保護した方が作り易そうです。
フダンソウ(スイスチャード)

- 蒔き時 4月~9月
- 収穫期 6月~12月
- アカザ科
ホウレンソウに似ているが比較的季節に関係なく利用できるので「不断草(フダンソウ)」と呼ばれているそうです。その名の通り、暑さに強く、年中通して比較的日光をあまり気にせずとも栽培しやすいのが特徴です。
地方によっていろいろな名前で呼ばれているようです。茎は色彩鮮やかで、赤、オレンジ、白などの種類があり食卓を彩る野菜としても人気のようです。
パセリやシソは独特の香りで好みが分かれる野菜です。
しかしながら、少量でも食卓を彩る飾りとして使えますし、栄養豊富な野菜の一つとしても有名です。
本来は6月までに種まきすべきものですが、ホームセンターなどで苗を販売していれば7月に定植する方法もあります。
直ぐに収穫できますし、上手に栽培すれば冬を越せますので、長く楽しむことが出来ますよ。
初心者は100円ショップでも道具が揃うよ
家庭菜園を始める場合に、最低限必要なものは「土」と「種」です。
今回紹介した野菜の種は100円ショップで販売されている物ばかりです(エンツァイは無いかも)。培養土も同時に販売されていますので、これを利用するのもお手軽です。
ただし、100円ショップの培養土は割高な事が多いので、大きめなプランターを使用したりする場合にはホームセンターで培養土を購入した方が良いと思います。
また、使い終わった培養土は数回使うと作物が育ちにくくなってしまう事があります。この場合土を入れ替えるのが一番早いのですが、使い終わった土を捨てるのももったいないです。
同じく100円ショップなどで土の再生材も販売されていますので、利用してみると良いですよ(下の写真)!

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