半日陰でのサトイモの育て方

育て方
サトイモを半日陰で育てるポイント
  • 半日陰の方が大きくなりにくい
  • 乾燥に弱いので、半日陰の方が管理はラク
  • 寒いのが苦手なので植え付け時期が難しい

サトイモの品種と撒き時など(中間地)

サトイモは、サトイモ科の植物です。アジアの各地で栽培されており、日本では縄文時代から栽培されていたと考えられているほど古くから利用されています。

サトイモの品種も多種あるようですが、ホームセンターで手に入る品種は限られます。こだわりがある方はインターネットでの購入がオススメですよ。

自分は昨年採れたイモを少量保存しておいて種芋として使ってますよ。

名称サトイモ
分類サトイモ科サトイモ属
植え時10~11月
収穫期4~5月
連作障害あり

3~4月頃 土づくり

他の作物と同じように、堆肥・苦土石灰・化成肥料を植え付けの2週間前に施しておきます。

サトイモは大きく育つ作物なので、路地植えでないと育成が難しいです。

また、乾燥や寒さにも弱いこともプランター栽培を難しくしています。

一方で、あまり利用価値のない半日陰で栽培できるので、少し広めの土地があればそこを利用してみましょう。

ただし連作障害があるので、同じ場所で栽培できないのが残念なポイントです。

植え付けは4~5月頃

サトイモの種芋を植え付けたところ

中間地では4月の下旬頃が植え付けに適した時期です。しかしながら、まだ寒さが戻る事があるので植え付ける時期には十分注意しましょう。

特に半日陰のような場所では気温が下がり易いので注意が必要です。

植え付けるイモは少し芽が出始めているものが最適ですね。

5月になると新芽が地面から出てくるようになりますよ。

サトイモの新芽が出てきたところ

6月初旬・7月中旬 追肥・土寄せ

サトイモの7月上旬の状態

サトイモ栽培では毎月追肥を行うのが一般的のようです。

自分は追肥はほとんどしませんが、土寄せはするようにしています。

土寄せする方が株の乾燥を防ぐことができ、イモが大きく成長しますよ。

11月頃 収穫

収穫したイモのかたまり

イモの収穫期は11~12月頃です。

霜に非常に弱いので霜が降りる前に収穫してしまいましょう。

なお、収穫せずに越冬させる場合にはそのまま上から土を被せておくと越冬できます。

なお、通常はイモの部分だけを収穫しますが、葉の部分も食べることができますよ。

半日陰で栽培した結果

半日陰で育てたサトイモの大きさ

我が家の中でも日照が少なめの場所(夏場で3時間程度)で栽培したサトイモです。収穫の直前ですが、やっぱりチョット小さめですよね。

これを掘ってみると、次の写真のイモが採れました。

収穫できたサトイモ

収量としては条件の良い場所で育てた時の半分くらいでしょうかね。

それでもほとんど使い道が無い場所でこれだけできれば良いんじゃないでしょうか。

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